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鼻茸を伴う慢性鼻副鼻腔炎と好酸球性鼻副鼻腔炎

鼻茸を伴う慢性鼻副鼻腔炎と好酸球性鼻副鼻腔炎

鼻茸を伴う慢性鼻副鼻腔炎は、好酸球が血中や鼻茸に多くみられる好酸球性鼻副鼻腔炎とそれ以外の非好酸球性鼻副鼻腔炎に分けられます。好酸球性鼻副鼻腔炎は、鼻の中に鼻茸が複数でき、手術をしてもすぐに再発する難治性の慢性鼻副鼻腔炎です。
日本国内の医療機関15施設による疫学研究で、慢性鼻副鼻腔炎で内視鏡下副鼻腔手術を受けた患者さんを対象に、鼻茸を伴う割合を調べたところ、好酸球性鼻副鼻腔炎(672例)の患者さんの91.5%に鼻茸がみられました。

好酸球性鼻副鼻腔炎
(672例)

好酸球性鼻副鼻腔炎
対象
2007~2009年にJESREC研究に参加している15施設において、内視鏡下副鼻腔手術を受けた慢性鼻副鼻腔炎患者1716例のうち好酸球性鼻副鼻腔炎672例
方法
多施設共同、レトロスペクティブ研究。術前の患者背景および病歴を分析した。鼻科専門医は、術前に症状および徴候についてすべて評価した。血液サンプルを採取し全血球計算を行った。なお、篩骨洞または鼻茸の粘膜下層の好酸球数70個/HPF以上を好酸球性鼻副鼻腔炎とした。
本研究の限界
いくつかの値は、誤ったファイリングと医療記録の電子コピーの不足により欠落していたため、これらの欠落値に多重補完法を適用した。
JESREC:日本難治性好酸球性慢性副鼻腔炎疫学調査
HPF:顕微鏡の400倍、1視野のこと
Tokunaga T et al:Allergy 2015;70(8),995-1003より作図
医療費制度について 指定難病について

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